定置の小型マグロ混獲、魚捕部「通路網」で生存率9割

2016年3月30日

 東京で開かれている日本水産学会春季大会で、東京海洋大学、青森県産業技術センター水産総合研究所、水産総合研究センター水産工学研究所、青森県深浦町で大型定置網を経営する(株)ホリエイの4団体は27日、「定置網に入網したクロマグロ小型魚の放流技術の開発」について発表した。魚捕部に「通路網」を設置することで生残率9割で放流が可能であることなどを発表し、小型クロマグロだけを効率よく放流できる可能性を示唆した。

 太平洋クロマグロは資源回復を目指し、小型魚(30キロ未満)の半減規制を実施している。定置網も規制対象だが、受動漁具である特性から、多様な魚種・サイズが混獲される。そのためクロマグロの小型魚だけを生かした状態で放流する技術の開発が必要と[....]