太平洋西経にアカイカ漁場拡大、中型船2航海操業可

2019年8月26日

 太平洋・西経域で、十分な漁獲量が見込まれるアカイカの漁場が発見された。漁期も従来の5月~7月中旬が8月後半まで拡大できる可能性が示され、すでに中型イカ釣り船二十数隻が初めて2航海目の操業を行っている。22日に都内で開かれた全国いか加工業協同組合(利波英樹理事長)主催のイカ資源に関する研修会で、水産研究・教育機構開発調査センターが報告した。

 日本の中型イカ釣り漁業は年間漁獲量の8割以上をスルメイカに依存しているが、一部の兼業船は5~7月にアカイカ夏漁、8~1月にスルメイカ漁、1~3月にアカイカ冬漁を行っている。スルメイカ資源が減少する一方、アカイカ資源が増えている可能性が指摘され、開発調査センターが昨年、漁期拡大と漁場拡大の可能性を調査。4月ごろに西経域で東部冬春生まれ群の産卵群を確認した。さらに7月と8月に今までほとんど利用されていなかった西経域で、十分な漁獲量が見込まれる漁場を発見。1航海しかしていなかった中型イカ釣り船が2航海できるようになった。[....]