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太平洋サバMSY管理導入、水産庁検討会で認識共有へ

2019年8月13日

 水産物を最大持続生産量(MSY)水準に回復・維持させる新たな資源管理について議論する水産庁の「資源管理方針に関する検討会」が7~9日の3日間、都内で開催された。検討魚種は太平洋系群のマサバとゴマサバ。水産庁の神谷崇資源管理部長は、目標を設定したサバ類の資源管理について、北太平洋公海での外国漁船問題にも触れ、沿岸国の日本が先行してMSY管理を採用し実績を積むことで、国際的に権益を主張できると強調。「方向性の理解は得られたと思っている」との見方を示した。

 水産研究・教育機構は2020年漁期以降の漁獲圧調整でシミュレーションした複数の将来予測(シナリオ)を提示。マサバ太平洋系群の場合、10年後も目標管理基準値案を50%以上の確率で上回るのは17年漁期の漁獲量53万8000トン(日本33万1000トン、中国15万4000トン、ロシア5万3000トン)と比べ数年間は漁獲量が増加するが、10年後の漁期では減っている。[....]