[1028]大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の年次会合の結果について

2017年2月3日

 今回は昨年11月14日から21日まで、ポルトガルのヴィラモウラにおいて開催されました大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第20回特別会合(年次会合)の結果についてお知らせします。

 会合には、日本、EU、米国、カナダ、中国、ブラジル、南アフリカなど46の加盟国・地域の参加があり、我が国からは、太田愼吾水産庁資源管理部審議官、宮原正典農林水産省顧問のほか、水産庁、外務省、経済産業省、国際水産資源研究所などから関係者が出席しました。

 今回の年次会合の主な結果は次のとおりです。

 1.大西洋クロマグロ
 東資源については、2014年に合意した勧告に従って、2017年のTACを2万3155トン(うち日本の割当は1930.88トン)に増加させることが確認されました。西資源については2000トン(日本割当345.74トン)のTACを2017年も継続するとされました。

 2.ヨシキリザメ
 北資源については、総漁獲量3.9万トンを基準として、2年間の平均がこれを超過した場合には、新たな資源評価結果を踏まえて追加的な管理措置を検討することが採択されました。南資源については、当該資源評価の結果を踏まえて適切な管理措置を検討することが採択されました。

 3.ビンナガ
 南ビンナガについては、2020年まで現在のTACを継続することが採択されました。日本の割当はブラジル等からの移譲200トンを含め、1555トンとなりました。北ビンナガについては、2018年まで現在のTACを継続することとし、2018年の年次会合で2019年および2020年のTACを議論することとなりました。なお、我が国に対しては、北ビンナガの漁獲をメバチ漁獲重量の4%以内に収める努力義務が引き続き適用されることとなりました。

 次回年次会合については、2017年の11月にモロッコのマラケシュで開催される予定です。

(水産庁国際課)