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大衆魚に異変、旬の魚獲れない

2016年1月21日

 大衆魚に異変が起きている。旬の時期になっても獲れなかったり、季節外れに大量に漁獲されたりと、想定外の漁模様が年々顕著になっている。昨年もサンマ、カツオ、スルメイカ、サバといった主要魚種が、軒並み旬の時期に低調で、東京・築地市場の卸関係者も「昨年は旬の魚がいなかった。旬を生かしたよい商売ができた感覚がない」と嘆いた。

 カツオは2~4月に6キロ以上の特大カツオがまとまり、全体の尾数は多くないものの、水揚量は前年より増えた。しかし、8~10月に三陸で獲れる戻りカツオが不安定で、一昨年に続いて例年より早く終漁した。

 サンマは前年比の半減に落ち込む水揚量で、記録的な大不漁。資源の減少や外国船による公海操業の増加、漁場の遠さ、海況の影響、痩せ型中心などが原因とみられる。秋の味覚の主役としては盛り上がりに欠けた。

 スルメイカは資源評価は悪くないものの、日本海で水温が高かったためか不漁続き。上半期には[....]