大型ウナギ消費拡大へ、沼津の大名ウナギ干物試食会 

2015年3月6日

新しく商品化された「沼津の大名ウナギ」

新しく商品化された「沼津の大名ウナギ」

 ニホンウナギの池入れ制限が始まったことを受け、大型ウナギの新たな消費創出を模索する「沼津地区・養殖ウナギ利用促進研究会」(会員3企業、静岡県水産技術研究所が支援)は4日、沼津市内の「うなぎ処京丸」で、飲食・小売関係者や水産関係団体などの約50人を招き、新開発したウナギ干物の試食会を開いた。将来的に大型ウナギの消費拡大につながるかに注目が集まる。

 日本国内のニホンウナギは通常、外食店でのうな重・うな丼や、小売店でのパック売り蒲焼として提供する場合、1尾200?250グラム(4?5P)のウナギが最も人気がある。ただ、1尾400グラム超(2・5P超)の大型になってしまうと、皮が厚く骨も太くなり、売り先を失って評価が急落していた。

 しかし、静岡県水産技術研究所は、稚魚の池入れ制限が強化されていくことを見越すと、貴重なウナギ1尾の重量をより大きく育てても十分評価がされるマーケットの整備が必要と認識。大型ウナギの高付加価値化に向け、「沼津地区・養殖ウナギ利用促進研究会」と連携することで新商品開発を急いでいた[....]