大倉漁業(新潟)海まきPJⅢ「第38常磐丸」進水

2019年5月22日

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進水する大型海まき船第38常磐丸(760トン、左)と命名する大倉社長

 水産庁の漁業構造改革総合対策事業のもうかる漁業創設支援事業で承認された「海外まき網漁業地域プロジェクトⅢ」(事業実施者・海外まき網漁業協会)で大倉漁業㈱(本社・新潟市、大倉心一社長)が建造を進めている第38常磐丸(760トン)が18日、静岡市の㈱三保造船所で進水した。

 水産庁が2017年度からもうかる漁業に追加した「資源管理・労働環境改善型漁船」の実証事業として実施。海外まき網漁業長期代船建造計画に基づく代船建造の第1号として、国際競争力をもった760トン型改革型漁船を共通船型・共通仕様で3隻導入して建造コストを1割下げ、資源の保存管理に配慮しつつ生産性、労働環境、居住環境、安全性の向上や収益性の改善を目指した海まき船が今年から来年にかけて3隻建造される予定で、新船はその一番船となる。17年には「指定漁業の許可等の一斉更新」が行われ、国際競争力の強化へ向けて、1隻の既存海まき船(349トン)の許可の廃業を見合いに、既存船3隻分の大型化(760トン)が可能となるよう見直しが図られた。

 進水式には大倉漁業関係者のほか、中前明海まき協会長、和泉融日本政策金融公庫新潟支店農林水産事業統轄をはじめ、造船所や機器メーカー、水揚げ基地の漁協などから代表ら40人余りが出席。地元の小学生120人も招待され、新船の進水を見守った           [....]