大倉漁業・大型海まき船「第三十八常磐丸」竣工

2019年11月19日

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竣工した「第三十八常磐丸」

 水産庁のもうかる漁業創設支援事業で承認された「海外まき網漁業地域プロジェクトⅢ」により、大倉漁業(新潟市、大倉心一社長)が三保造船所(静岡市清水区)で建造を進めていた「第三十八常磐丸」が完成し、11月23日から操業を開始する。国際競争力を有する760トン型漁船を共通仕様・共通船型で3隻(大倉漁業、福一漁業、兼井物産)導入し、居住性や安全性、作業性に優れた「資源管理・労働環境改善型漁船」の実証を行う取り組み。第三十八常磐丸はその一番船で、海外まき網漁業の長期代船建造計画に基づく代船建造の第1号でもある。新しい時代を切り開く海外まき網漁船として、大きく期待されている。

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 海外まき網漁業協会(中前明会長)を事業実施者とする今回のプロジェクトでは、漁業者、造船所の出席を得て「代船建造検討会」を2017年5月から計12回開催し、国際競争力を有する漁船として望ましい船型を検討・協議し、760トン型船型を採用した。また、推進装置、補機、発電機、冷凍装置、航海無線装置などについても、現場の意見を聞きつつ、統一仕様を策定した。[....]