大ぶり生食用殻付き「広島夏かき」、福山の2漁協生産

2019年9月17日

 広島県福山市内海町のJF田島漁協(兼田雅彦組合長)とJF横島漁協(渡辺冬彦組合長)の両漁協傘下生産者による夏用生食用殻付きカキの販売が好調に推移している。安定生産に加えて、低水温、紫外線浄化などの衛生対策、低温流通など加工業者が安全・安心を担保したことが大きな強みだ。

 7月16日から出荷が開始されたが、夏場に広島を訪れる観光客らにも「安心して生ガキが食べられる」「暑い日にも冷たく、すっきりと大ぶりで濃厚なカキのうま味が味わえる」と好評となっている。

 今回開発・販売された生食用殻付きの「広島夏かき」は、漁場環境面で増産可能な東部海域を利用した夏場でも身痩せしない3倍体カキ。2017年11月から試験養殖を始め、区画漁業権免許を得て18年9月から養殖を本格化させた。今年5月に生産者、加工業者で構成する「夏期生食用殻付きかき出荷対策会議」で夏期の衛生管理基準を策定し、安全・安心な生食カキの出荷を可能とした。浄化施設をもつカキ加工業者のクニヒロ㈱が浄化から出荷までを担い、安全・安心を担保した。[....]