地下海水育ち「オイスターぼんぼん」、JR西など3社

2016年12月2日

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「オイスターぼんぼん」をアピールするJR西水田部長㊧とオペレーションファクトリーの浅野氏

 JR西日本(来島達夫社長)と広島県大崎上島町の(株)ファームスズキ(鈴木隆社長)、飲食店運営の(株)オペレーションファクトリー(大阪市、笠島明裕社長)は13日から、瀬戸内海の地下海水を使い養殖した安全・安心なカキ「塩田熟成牡蠣 オイスターぼんぼん」の試験販売を始める。来春までにシングルシード育成の2倍体カキ約2万個、その後は6月ごろまで3倍体カキを販売する予定。

 食中毒の原因になるノロウイルスは海面付近に多いとされており、地下海水を活用し塩田跡で養殖することでノロウイルスの影響を受けにくいカキの生産が可能。JR西日本グループは、西日本の新たな地域産品の開発に取り組み、鳥取県で地下海水を使って陸上養殖した寄生虫の付かないマサバ「お嬢サバ」を販売している。今回はその養殖水産物販売の第2弾となる。

 JR西日本創造本部ビジネスプロデュースグループの水田整部長は商品名の「オイスターぼんぼん」は、ろ過された地下海水で大切に育てられた世間知らずという「お坊ちゃま=ぼんぼん」から名付けられた」と説明。約1・5万平方メートルの養殖池で生産され、むき身重量8~10グラム。磯臭さやえぐみが少なく、強い甘みが特徴だ。オペレーションファクトリーのオイスターバー「wharf(ワーフ)梅田店」と同新宿店の2店で2個480円(税別)で試験販売される。同社の浅野耕平商品企画部ディレクターは「ストーリーがあるカキの販売でおいしさと喜びを届けたい」と語る。[....]