地下ピット「たまり水なし」を確認、都議会特別委が豊洲視察

2017年2月28日

排水作業の様子を委点検する山崎委員長

排水作業の様子を委点検する山崎委員長

 東京都議会の豊洲市場移転問題特別委員会(山崎一輝委員長)の都議22人は25日、東京・豊洲市場を現地視察した。地下水モニタリング再調査の様子や地下ピットの現状を視察し、豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(専門家会議、座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)の平田座長と事務局の中島誠氏(国際航業㈱フェロー)から直接説明を受けた。

 一行は管理棟の講堂で視察地点として選ばれた採水井戸(C9-2)や補助315号線の連絡通路部、地下ピット部、仮設排水設備に関する事前レクチャーを受けてから現地を回った。

 採水井戸では2回に分けて試料採取の手続きを確認した。中島氏が「毎分0・5リットルでゆっくりと揚水しているので、土の粒子が入ることなく、全く濁っていない。日本では採用されていない方法」と説明。容器内の地下水が澄んでいることなどを確かめていた。6街区の水産仲卸棟下の地下ピットでは、床面の均(なら)しコンクリート(表面の凹凸を平らにするために敷かれたコンクリート)上のたまり水がすべて排水されていることを確認。講堂に戻り、平田座長や中島氏と懇談した。

 視察を終えた山崎委員長は「専門家会議の先生方から直接話を聞け、意味あった」と語り、「3月4日の参考人招致と併せて今後を考えたい」と述べた。
同特別委は3月8日の本会議で廃止、強い調査権限をもつ百条委員会が役割を引き継ぐ見通し。[....]