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土用丑のウナギスーパー販売9割台、高値の国産不振で

2016年8月23日

 ウナギ蒲焼の今夏の土用丑の日(7月30日)商戦は、当日が“土曜”となったことが明暗を分けた。土・日曜が集客主体の総合スーパーに追い風となる一方、平日が集客主体の食品スーパーが振るわず、全般的には低調。東日本では梅雨明けの遅れも響いた。値頃な中国産は増え、過去最高に迫る高値圏だった国産の動きが鈍かった。複数の食品スーパーを取引先に抱える商社によると、土用丑前後の売り上げは平均「90~95%」と前年割れした。「前年実績がよすぎた反動」の面もあった。

 29日まで梅雨明けが遅れた東日本に比べ18日までに明けた西日本は「比較的好調」だった。

 業界全体でみると、かなり国産を売り残したとみられ、今後の懸念材料となりそうだ。

 水産経済新聞社が量販店・スーパーに行ったアンケートからも、事情がうかがえる。回答のあった3社はいずれも売り上げが前年超えだったが、総合スーパー2社、土用丑でも比較的中国産などを置いた食品スーパー1社。ユニーは24~31日に「売上金額は対前年比105・8%」。サミットは28~31日に「103・9%」。関東圏地盤ながら20%は中国産で、高値の国産・長焼に偏重しなかった点も奏功したよう。[....]