国際標準のエコラベルに、大水がMELワークショップ

2019年2月8日

170人が会場を埋めた「MELワークショップ」 

 「第1回マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)ワークショップ-日本発世界に認められる水産エコラベルの課題と挑戦」(大日本水産会主催)が6日、都内で開かれた。漁業や流通小売関係者ら約170人が会場を埋め尽くす中、水産エコラベルの国際的な枠組み(プラットフォーム)である世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI)の専門家を招き、MELの国際標準化の動きや、環境に配慮した漁業・養殖の事例を報告。水産エコラベルの浸透と持続可能な漁業の実践に期待が高まった。

 2020年の東京五輪・パラリンピック大会での水産物の調達、欧米への輸出促進を視野に業界ではエコラベル取得の機運が高まっている。MELは昨年9月、国際的に通用するエコラベルとして認められるため「GSSI」への承認申請を行った。今回は海外からGSSIの専門家を招いた初めてのワークショップで、横浜国立大学の松田裕之教授が座長となり、ディスカッションした。

 MEL協議会の垣添直也会長は「世界標準を維持しながら、(多様性など)日本の特徴を発揮できる仕組みにしたい」との考えを示し、GSSIのハーマン・ビッセ事務局長は「GSSIは国連食糧農業機関(FAO)のガイドラインに適合しており、(承認されれば)責任ある漁業として世界どこでも受け入れられる。認証は最終目標ではなく(持続可能な漁業への)手段だ」と説明した。[....]