国産天然魚扱い強化、あきんどスシローが羽田市場連携

2017年11月15日

「羽田市場」の野本会長(左)と握手する水留社長

「羽田市場」の野本会長(左)と握手する水留社長

 大手回転寿司チェーンの「スシロー」を展開する㈱あきんどスシロー(大阪府、水留浩一社長)は13日、さらなる「うまい寿司の進化」として、新プロジェクト「地元の旬の天然もの!スシロー×羽田市場」をスタートさせ、国産天然魚の扱いを随時展開すること事業戦略発表会で明らかにした。

「羽田市場」を運営するCSN地方創生ネットワーク㈱に対し5000万円を出資するなどの資本・業務提携を行い、国産天然魚の全国販売を行っていく構想。昨年から一部、千葉と大阪に限定し両府県の前浜に揚がる天然魚を中心に販売するという「前浜プロジェクト」を開始しているが、より広域に販売を展開・強化させるために羽田市場と提携する。

 15日からは北海道産「生甘えび」や沖縄や和歌山で獲れるキハダやメバチなどの「生まぐろ」、長崎の「剣先いか」などの扱いを開始する。水留社長は「資源減少や魚価高、後継者不足など漁業が厳しい環境にあるが、このプロジェクトで、日本の漁師さんたちを元気にする一助になれば」と述べた。

 野本良平CSN会長も「品質はもちろん、数量的にもまとめる大変さはあるが、それ以上にスシローさんと取り組むことで、日本の漁業にとっても革新的なことが起きる」と期待感を込めた。[....]