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商業捕鯨生鮮ニタリ仙台に初入荷、尾肉など680キロ

2019年8月2日

ニタリ生肉のおいしさを買参人も称賛

 31年ぶりの商業捕鯨で捕獲された生鮮ニタリクジラの赤肉などが1日早朝、仙台市場に初入荷した。中断の期間を含め「ニタリの生肉上場は記憶にない。どう評価されるか不透明」との声が卸筋から聞かれる中、販売前の試食提供で「驚くほどうまい。これなら売れる」などと高評価を博し、セリではどよめき、歓声が沸き起こるほどの高値が連発された。

 赤肉325キロ、尾肉135キロ、小切れ220キロの計680キロ。どれも大型捕鯨母船・日新丸(8145トン)の生産品で、航海終了間際(7月28日)に金華山沖で捕獲したメス1頭を今回、生のまま持ち込んで、仙台水産が全体の約7割、仙都魚類が約3割をセリ売りした。共同船舶の森英司社長は「おいしさを知ってもらうには生を食べてもらうのがいちばん。帰港直前に運よく捕獲できたので、陸揚げした仙台港に近く、鯨食需要が旺盛な仙台市場に上場した」と説明した。[....]