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吉田漁福社長、新船建造は福島復興・マグロ漁業のため

2019年7月3日

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マグロ漁への熱い思いを語る吉田社長

 福島の3社が経営統合して誕生した㈱漁福。2隻の新船の出航で、いよいよ3社統合の成果が問われる本格的な事業運営が始まった。3社経営統合の背景、そして2隻の新船建造の先にみえるマグロ漁業とは。45歳で漁福丸4隻を率いることになった吉田雄二社長にその思いを聞いた。

 ◇問い/福島の3社が経営統合した背景は。

 ◆吉田社長/福島のマグロ漁業会社として、私が父と2人でやってきた本蔵商店は会社として財務にも問題がないため、私が現役を引退するまでの残り20年ぐらいはこのままでもやっていけると思っていた。本蔵商店だけ残って福島のマグロ漁業が縮小してしまっていいのか」という思いだった。特にいわき地区は、東日本大震災の影響でいまだ復興の途上にあり、復興のためにも福島のマグロ漁業の灯を小さくしたくなかった。

 ◇問い/新船2隻はどんな思いで建造しましたか。

 ◆吉田社長/漁福で操業する船はすべて西経漁場。1隻だと戻ってくるまで1年。それまではすべての資金が持ち出しになるが、4隻ならば資金繰りも楽になり、沖での情報の共有・連携や、陸上管理コストの削減など、複数隻を所有するメリットは大きい。[....]