卵から育てたマダイ放流、長崎鶴洋高と為石小が共同学習

2016年7月22日

共同授業で児童らの発表に聞き入る長崎鶴洋高の生徒たち

 長崎鶴洋高校水産科の海洋開発類型3年生32人は15日、長崎市内の同校臨海実習場で、長崎市立為石小学校との共同学習として、マダイの稚魚約6000尾を放流した。

 授業で学んだ水産増養殖の知識と技術を小学生に教えることで理解度を高め、小学生にも産業に関心をもってもらおうと、平成12年度から、卵から育てる「マダイ飼育学習」に取り組んでいる。同小4年生22人と卵、ふ化仔魚の顕微鏡観察、給餌、水質測定などの学習を4回行ってきた。

 総まとめとなる最後の共同学習では、鶴洋高生と児童が6班に分かれ、児童がマダイの飼育で気を付けたこと、苦労したことなど、自ら調べた栽培漁業の具体的な取り組みのほか、養殖と天然漁の特徴の違い、魚の栄養特性と効能、鮮度の見分け方、魚が育つ快適な環境などの飼育観察の成果を発表。

 終了後、児童らは陸上水槽で飼育し3~4センチに育ったマダイの稚魚をバケツに移し、鶴洋高校生のサポートのもと、校舎前の浮き桟橋から次々と放流し、成長を祈っていた。[....]