南極海鯨類科学調査へ、目視採集船など船団3隻が出港

2016年11月21日

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日新丸を前にあいさつする藤瀬・日本鯨類研究所理事長

 「2016年度新南極海鯨類科学調査」(NEWREP-A)に参加する調査船団が18日、山口県下関港などを出港した。3月まで捕獲や目視などの調査を行う計画だ。
 調査母船の日新丸(8145トン)が広島・尾道市因島から、目視採集船の勇新丸(724トン)と第2勇新丸(747トン)が山口・下関からそれぞれ出港した。日新丸の出港式では、調査実施主体である日本鯨類研究所の藤瀬良弘理事長が安全航行と調査目標の達成を誓ったほか、来賓の黒川淳一水産庁資源管理部国際課長、木下友喜全日海関東地方支部副支部長が調査団を激励。茂越敏弘調査団長が答辞を行った。下関では、中尾友昭下関市長らが船団を見送った。
 調査はミンククジラ333頭を捕獲調査するほか、非致死的調査として目視やバイオプシーの採取、海洋観測などを行い、鯨類の資源量などを調査するほか、餌生物資源量調査を実施する。
 調査船団は日新丸など3隻のほか、第3勇新丸(742トン)、目視専門船の第7開洋丸(649トン)。このほか、シー・シェパードが調査船団への妨害を予告していることから、水産庁の監視船が派遣される。出港後洋上で母船の日新丸と合流して南極海に向かう。[....]