南極海Ⅲ区、大型鯨類を多数確認

2020年3月23日

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帰港した第2勇新丸

 2019年度の南極海鯨類資源調査に取り組んだ第2勇新丸(747トン)が19日、109日間の航海を終え宮城県塩釜市の塩釜港に帰港した。日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退後、初めて行われた南極海調査で目視や皮膚片採集など「非致死的調査」のみを実施した。その結果、これまでの主な調査対象だったクロミンククジラ211頭や、希少種のシロナガスクジラの目視確認、サンプル採取に成功。日本鯨類研究所では「大型鯨類の資源量の安定性を示しているのではないか」と指摘している。

 今回の調査は日本政府が計画を策定。南極海における大型鯨類の資源量推定に必要な情報を集めるためで、IWC科学委員会、南極海洋生物委(CCAMLR)および北西大西洋海産哺乳動物委員会(NAMMCO)など国際的組織からも支持を得ている。調査・航海には日本鯨類研究所と水産庁が協力した。[....]