北朝鮮ミサイル決議、全漁連緊急集会で漁業の安全訴え

2017年6月23日

川崎副会長(手前から4人目)が決議文を読み上げ満場一致で採択

川崎副会長(手前から4人目)が決議文を読み上げ満場一致で採択

 北朝鮮の暴挙から漁業者を守れ!-JF全漁連(岸宏会長)は22日、2017年度通常総会後、東京・内神田のコープビルで直ちに緊急漁業代表者集会を開催し、北朝鮮によるミサイルの脅威から漁業者の安全を確保するよう、国に求める決議を満場一致で採択した。

 全国の漁業者代表約100人が参加した集会で岸会長は、「度重なる北朝鮮ミサイルの脅威で、盛漁期を迎えたイカ釣り漁業者をはじめ、全国の漁業者とその家族の恐怖は計り知れない」と現状を訴え、「国は漁業者の悲鳴、安全確保を願う声を重く受け止め、北朝鮮の暴挙を阻止し、わが国漁業の安全確保に万全を期す必要がある」と述べ、17万人漁民の代表として政府の対策実現を強く求めた。

 石川・輪島で刺網漁業を営む笹原丈光JFいしかわ組合長が「家族に懇願されても生活のために危機迫る海へ出漁せざるを得ない」、川越一男JF浜坂漁協組合長が「もしものことがあれば、取り返しがつかない」と訴えた。これを受け川崎一好全漁連副会長(北海道漁連会長)が①あらゆる手段を用いて暴挙を阻止する②ミサイル発射にかかる情報の迅速な連携体制を構築する③人命および漁船に被害が及んだ場合には国家による救済を講じる-の3点を読み上げ、満場一致で採択した。[....]