冷凍メバチ在庫薄で1100円台、築地で「上場なし」

2017年6月8日

 冷凍メバチの在庫薄が深刻だ。東京・築地市場では大バチ(40キロ上)の上場量が年々1~2割減少しており、相場が上昇。5月は大手荷主が土曜日の上場を見送る異例の対応を取るなどし、西経・太平洋産の平均キロ単価は年末を超える1100円台まで高騰した。

 5月の大バチ上場量は1万4633本となり、前年同月比20%減少した。2015年までは毎月約2万~3万本の上場が維持されていたが、昨年2万本を上場したのは、4か月のみ。今年はまだない。1~5月の累計上場量も、15年までは10万本を超えていたが、今年は8万本を割っている。

 背景にあるのは、資源が悪化しているメバチの慢性的不漁と、それに伴う国内在庫減少だ。大手荷主は5月、買い気が鈍る土曜日に1本も上場しないという異例の対応を取った。

 上場量の減少により西経・太平洋産の中値は昨年11月に1055円を記録し7か月連続で1000円台を突破。5月は1105円まで上昇した。赤身不足の状況はしばらく続きそうだ。[....]