全さんま公海操業、単独実施1年目は漁場遠隔化し半減

2019年8月5日

 全さんま(八木田和浩組合長)は1日、5~7月に公海で実施したサンマ操業の速報を発表した。組合単独で取り組んだ初めての年は、漁場の極端な遠隔化に苦しみ、総漁獲量は5003トン(前年比57%)、漁獲金額3億5210万円(51%)と半減した。

 18年は国の「もうかる漁業創設支援事業」を活用した試験的な操業の最終年度で、試験操業3年で最多の漁獲量・漁獲金額を挙げ、「北洋サケ・マス流し網漁業」の操業期間における代替漁業としての採算性を確保した。19年は大型船18隻が参加し、2交代制を敷いて一度に最大9隻が操業。別に2隻が国内向けに操業。ロシア加工母船への洋上売魚は引き渡し量4497トン(52%)、引き渡し金額2億6983万円(40%)と低迷。平均単価がキロ60円と10円安になったことも響いた。5月は漁場がみえず、6月に東に移動し前年並みの引き渡しをしたが、7月に入ってから漁獲がまとまらず半減した。[....]