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乾ノリ減産続く、今漁期も15%減で75億枚割れも

2019年2月20日

 全国漁連のり事業推進協議会が18日に発表した共販漁連別実績によると、最盛期を迎えた今漁期(2018年11月1日~19年2月15日)の乾ノリの上場枚数累計は36億6210万枚(前年同期比15%減)、金額517億1318万円(13%減)と減産傾向にあり、不作となった前期をさらに下回る可能性も出てきた。

 生産各地をみると、乾ノリの生産量全国一の佐賀など有明地区では、高水温による網の張り込み時期が繰り下げになったことや、降水の少なさや海水中の栄養塩の不足なども加わり、不安定な生産が続いている。佐賀有明の生産について「芽は比較的伸びがよいようだが、栄養塩不足で色が付いていない。2月に入り、ようやく降水があったが、生産の見通しは不透明」と関係者。

 九州だけでなく、瀬戸内などでも生産は良好とはいえず、ほとんどの地域が大幅に前年割れしている。千葉は前年を上回っているものの、前年が食害などの影響で激減したためで、今期は食害対策を行ったことで前期を上回ったが、食害などの影響が出る前と比較すると大幅に減少している。[....]