[1022]中部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第12回北小委員会の結果について

2016年12月2日

 今年10月12日から14日まで、米国のラホヤにおいて、全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第90回会合(年次会合:再開会合)が開催されました。

 IATTCは、東部太平洋のカツオ・マグロ類資源の持続的利用を目的とする地域漁業管理機関です。今回の会合は、今年6月の会合において結論に達しなかった以下の事項を議論するために再開されました。
 会合には、日本、韓国、中国、米国、メキシコ他中南米諸国、EU、台湾などの18の国と地域、その他協力的非加盟国などが参加しました。

 主な会合結果は以下のとおりです。
 1.太平洋クロマグロ
 現行措置を2018年まで継続することが決定されました。また、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)に合わせ①親魚資源量を2024年までに歴史的中間値まで少なくとも60%の確率で回復させることを暫定回復目標とすること②2030年までの次期中間目標を、2018年の年次会合で作成することとなりました。これらを反映した保存管理措置が採択されました。

 2.メバチ・キハダ・カツオ
 2017年以降の措置について、科学事務局はまき網漁業禁漁日数増加(62日→87日)を勧告していましたが、コロンビアやエクアドルなどまき網漁業メンバーが社会的な影響が大きいとして反対しました。
 このため、漁獲上限の導入などの集魚装置を用いた操業の規制を中心とした代替措置導入の議論に移ったものの収束せず、来年2月を目処に結論を出すこととなりました。

(水産庁国際課)