世界初めて人工種苗魚の認証制度、年明けにも第1号

2017年12月11日

安価な認証制度で多くの生産者の取得を目指す。升間理事長(右から3人目)、有路副理事長(その左)ら

安価な認証制度で多くの生産者の取得を目指す。升間理事長(右から3人目)、有路副理事長(その左)ら

 世界初という持続可能な水産養殖のための種苗認証(SCSA)制度が始まった。NPO法人持続可能な水産養殖のための種苗認証協議会は7日、東京で記者発表を開き、同日から認証受け付けを始めた。理事長の升間主計近畿大学水産研究所所長は「人工種苗技術は日本が発祥。(認証制度を始めることで)人工種苗は日本というイメージをもってもらえるようにしたい」と話し、世界に後れを取ることがないよう制度を立ち上げたと経緯を説明した。
 升間理事長は「世界的には持続可能性を示す種苗でないと扱わないという流れがあり、そういう水産物を買いたいというニーズは高まっている。今後はもっと高まってくるとみて、9月に協議会を立ち上げることにした」と振り返った。
 近畿大学水産養殖種苗センターがすでに申請しており、1~2月にも第1号として認定される見通しだ。認証されれば現在池入れされている水産物についても、出荷の際にはロゴマークを貼付できるようになる。[....]