世界の産地のマグロ料理10種、調理師学校生が創作

2016年7月26日

日かつ漁協職員(手前)に創作マグロ料理を説明する調理師専門学校生

 新宿調理師専門学校(東京都・新宿区、上神田梅雄校長)の生徒が、若者の視点で生産者の思いを伝える創作マグロ料理を考案した。遠洋マグロはえ縄船の操業海域周辺国にちなんだオリジナル料理。8月に開催されるジャパン・インターナショナル・シーフードショーの日かつ漁協ブースで披露する。

 同校と日かつ漁協のコラボレーションで実現。4人1組の10班に与えられた課題は、素材の味を生かし、操業海域周辺国の料理をイメージ。東太平洋のメキシコ沖の操業船をイメージした班は、中南米の魚料理・セビーチェをベース。白身魚の代わりにメバチで再現した。地中海のダカール沖船を想定した料理は、セネガルで生産が盛んなピーナツ油のソースをマグロカツにかける。火が入りすぎないよう、ゆでたサトイモをまとわせた。インド洋のスリランカ沖船を連想した料理は、紅茶の葉で燻製にしたマグロを焼いたパンで挟んであり、生マグロが苦手な人も食べやすい。

 朝食向け地中海風マフィンや、ベトナム風サラダなど多様な料理が考案された。各班が対象海域を決めてレシピを考案。1か月にわたり生徒たちはマグロと各国の料理を勉強し、完成度を高めたそう。[....]