世界に売り込め韓国産水産物㊦/輸出拡大に期待

2018年1月17日

ワンドバダ食品の店舗。右側が製麺所で、食堂と土産物品店を併設している

ワンドバダ食品の店舗。右側が製麺所で、食堂と土産物品店を併設している

 アワビやヒラメの養殖場以外に済州島で水産市場を訪問した。島内最大の市場「東門市場」は市街地にあり、島の入り口となる済州国際空港からもタクシーで10分程度と便利な場所にある。市場内には300を超す店が並び、とれたての農水産品が集まる。目を引いたのはタチウオだ。はえ縄漁で丁寧に釣り上げ、魚体に傷もなく、輝きを放っている。口にはえ縄の証拠である針を付けたまま「朝獲れ・1等級」などと書かれ売られている。ほかにも活のアワビやサザエ、ホヤ、タコなどが並び、業務筋だけでなく一般客、観光客も多く訪れる。その場で捌いて刺身で食べられる店もある。大皿で一皿1000円程度とリーズナブル。

 ワンド郡では、海藻類などを活用した麺を製造、販売する㈱ワンドバダ食品を視察した。ヒジキ、ワカメ、コンブ、青ノリを使った海藻麺が人気を博している。加工場にはレストランと土産売場が併設され、多くの客で賑わっている。ムン・キギョン社長は「海藻麺はヘルシーで女性に、海藻ふりかけは食べやすく、子供に人気」と話す。現在、国内に3店舗展開しているが、「今年は10店舗まで増やし、将来的に米国や日本など海外での事業展開も視野に入れている」と意欲的だ。[....]