世界に売り込め韓国水産物㊤/目標ヒラメ輸出1万トン

2018年1月12日

HACCPを取得しヒラメを生産する日出峰の養魚場とサボテンヒラメ(右)
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HACCPを取得しヒラメを生産する日出峰の養魚場とサボテンヒラメ(右)

 水産物消費量が主要国で1位になった韓国が水産物輸出拡大に本腰を入れ始めた。南部の莞島(ワンド)郡は持続可能な水産物のニーズに応えるため、エゾアワビ養殖で水産養殖管理協議会(ASC)認証取得に着手。済州島ではヒラメの輸出量を2016年の2500トンから1万トンにまで引き上げる目標を掲げた。昨年17年12月18~21日の4日間、韓国産水産物への理解を深めてもらう視察ツアーで訪れた養殖現場や市場、水産加工企業などを紹介する。

 最初に向かったのは東京から飛行機で約2時間50分で着く韓国最南端の同国最大の島で済州島。広域普通地方公共団体「道(日本の都道府県に相当)」の一つで、済州特別自治道(済州道)という。

 ツアーには商社㈱TRUE WORLD JAPAN(TWJ)のシン・ウスン社長らと同行した。

 済州国際空港には、島最大のヒラメ養殖企業、営漁組合法人日出峰のハン・ウジン社長が出迎えた。同社は島に自生するサボテンを餌に混ぜるなどして育てた「サボテンヒラメ」を生産している。同道の水産物の生産は15万4971トンで9372億ウォン(日本円で約937億円)。 養殖ヒラメの生産は2万6099トン、3313億ウォン(約331億円)。輸出は2521トン、3436万7000米ドル(約39億円)、その約98%が日本に輸出されている。[....]