ワカメ産地ほぼ100%判別、理研ビタミンと農研機構

2016年8月18日

 理研ビタミンと農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、ワカメに含まれる元素量の情報を解析することで、加工条件を問わず中国、韓国、三陸、瀬戸内4地区の産地の違いを判別できる技術(特許出願中)の確立に成功した。
 理研ビタミン食品分析センター(國分敦子センター長)と産地判別など専門の農研機構食品研究部門食品分析研究領域・信頼性評価ユニットの鈴木彌生子主任研究員らのグループの研究で、「産地表示の義務化が進み食品にも科学的な産地の裏付けが求められている」背景から、平成23年にスタート。
 ワカメの主要産地である中国、韓国、三陸、瀬戸内の4地区の主要な浜ごとの原藻のほか、加工場も加工条件別の製品のサンプリングを行いながら、加工条件による変動がない微量元素を突き止め、産地別の元素量を特定するデータベース化に成功した。
 絵面智宏同社食品分析センター主務によると、4地区の判別率は9割以上で鳴門産98・5%、中国産は100%の精度を実現した。同社は一部で品質保証を実施しており、今後対象製品を拡大させる。[....]