ワカメ三陸共販の高値相場に一服感も、中芯は上昇

2017年4月13日

 三陸ワカメ共販に一服感が出てきた。JF岩手漁連南部支所で7日に開かれたワカメ共販で、芯抜き1等が1万9499円(綾里)-1万4199円(10キロ当たり)。高値ながら右肩上がりの相場が続いていたが、ここにきて下げ機運も出てきた。

 前回共販は、1万7900~1万3680円で、一見上げているようにみえるが「最高値は昨年に近かったが、平均すると下げ傾向になってきた」と関係者。昨年同期の芯抜き1等は1万9800~1万6555円だった。8日に開かれた北部支所も芯抜き1等が1万7100~1万5299円と前回最高値1万9002円から値を下げている。昨年同期は、2万3200~1万7599円だった。
 6日の宮城の共販も、外洋芯抜き1等が1万6610~1万4099円(前回入札時は1万7235~1万3640円)と高値ながら、下げ基調に転じている。

 ただ、これまでの共販相場からは比較にならない高値だ。昨年は中国の大幅減産に加えて鳴門産も減産となったため、三陸に入札が集中。一昨年同期は9500円台だった相場は約2倍となる1万9000円台の記録的高値を付けた。今年は中国の生産が回復傾向にあることや韓国も順調な一方、鳴門産が3割程度の減産との情報が流れていることも、相場を引き上げる一因となっているとみられる。

 一方で中芯の相場はさらに値を上げ、岩手・南部支所の7日の平均単価は4600円を超えた。[....]