ロ水域サケ・マス交渉妥結、1か月早め6月10日操業

2017年5月9日

 モスクワで行われていたロシア二百カイリ内における日本船のサケ・マス漁獲条件を決める「日ロさけ・ます漁業交渉」が4日、妥結。漁法はひき網で、操業船は1隻。操業期間は日本側の要望に沿い、6月10日から25日までとなり、昨年(7月13日-26日)に比べ、1か月前倒しとなった。

 漁獲割当量はベニザケ23・5トン(前年21・7トン)、シロザケ23・5トン(27・18トン)、カラフトマス10トン(18トン)など合計62トンで、前年に比べ1割減少した。入漁料は約1901万円(前年約2112万円)。

 交渉は3月27日から31日までモスクワで行われたが一時中断。5月3日からモスクワで再交渉し、日本側は水産庁の保科正樹増殖推進部長、ロシア側は漁業庁のサフチュク副長官らが出席した。

 ロシア二百カイリ内では一昨年まで、日本の流し網漁船が操業していたが、ロシアで流し網が禁止となったことから、昨年は水産庁が委託した調査船が代替漁法として、ひき網での試験操業を実施。漁獲量は全魚種合わせて約4トンと割当(68・88トン)を大きく下回った。水産庁によると、今年は2年前までサケ・マス流し網を行っていた富山県の漁船が操業にあたる。[....]