[1081]ロシア水域におけるイカ釣り漁船の操業上の注意について

2019年8月22日

 日ロ漁業委員会第35回会議は、本年4月5日にその協議を終了し、2019年におけるロシア連邦水域での日本漁船に対する漁獲割当量、操業水域などが決定いたしました。イカ釣り漁船の漁獲割当量は、日本海側のⅤ区で4787.9㌧となりました。操業隻数は中型船16隻、大型船1隻の合計17隻となりました。操業条件などの主な変更点は次の通りです。

 ➀漁業および通信モニタリングセンターについて「ウラジオストクRTSM」に変更する。

 ②TSKが故障した場合の船舶位置に関する通報は、「1日4回、6時間毎」に変更する。

 ③デジタル秤について、「洋上で使用できる例えば『完成品検査証明書』のような保証付の電子秤を備え付け、また、これら漁船は『完成品検査証明書』のような書類のロシア語訳とともに所有せねばならず、このロシア語訳の正確さは日本漁業協会の押印によって保証される」に変更する。

 監督官船「タマーラ号」を本年も配置します。総トン数683トンのロシアトロール仲積船で、ロシア公務員3人が乗船し、チェックポイントでの監督業務を行います。

 CP東-15への配置は、9月1日午前9時(日本時間)を予定しています。ロシア水域操業については、水産庁から操業秩序の維持および違反の根絶とともに、違反船舶に対しては厳しく対処する方針であることから、違反指摘を受けないように指導がありました。

 つきましては、次の事項に留意し、操業してください。

 1.必要書類を確認すること(操業許可証、VMS適合証明書、操業日誌、魚倉配置図、デジタル秤の検査証明書および翻訳の証明書など)。

 2.72、12時間前通報やSSDなど各種通報について漁業無線局との連絡を密にすること。

 3.冷凍製品は各船によりその重量が異なりますが、製品重量は±5%以内にすること。

 4.操業日誌は鉛筆・消えるボールペンは使用しない。また訂正する場合は訂正線を引き、船長の訂正印、署名を必ずすること。

 5.船内で発生したゴミのうちビン、カン、プラスチック類は船内に保持すること。

 6.疑問点などがあれば漁業無線局または全国いか釣り漁業協会へ問い合わせて下さい。

 最後に、皆様方の御安航と大漁を祈念いたしております。

(全国いか釣り漁業協会)