ロシアが外国不正投資規制、韓ロ合弁スケソウ波及も

2016年6月24日

 北海道機船連によると、ロシア政府は今月初め外国人資本により不正に行われる漁業の漁獲割当を強制的に停止させる規則を制定した。これにより韓国とロシアのスケソウ合弁操業の割当約20万トンが没収される可能性があるという。

 ロシアは自国の資源保護の観点から、外国人による漁業投資への規制を強めている。これまで投資規制の法令はあったが漁獲割当の没収などの条項はなく、昨年来整備が進められてきた。韓国とロシアの合弁は十数年前に始まり、ロシア二百カイリ内で約20万トンのスケソウ漁獲割当を確保してきた。しかし韓国側が基準を上回る出資比率で実質的に支配、ロシア政府の審査を受けずに操業するなど違法性が指摘されていた。今回の規則制定で、韓ロ合弁事業の漁獲割当が没収される公算が高まった。漁獲枠はロシア漁業者に再配分される見込み。日本産スケソウ流通にも影響する可能性がある[....]