ヤヨイサンフーズが気仙沼に新工場、立地協定を締結

2018年6月14日

締結式後に記念撮影する(左から)伊藤社長、村井知事、黒本社長、菅原市長 

締結式後に記念撮影する(左から)伊藤社長、村井知事、黒本社長、菅原市長 

 マルハニチロの伊藤滋社長は12日、子会社・ヤヨイサンフーズの黒本聡社長と宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事、菅原茂気仙沼市長と「ヤヨイサンフーズ新工場建設に関する立地協定」を締結した。建設地は気仙沼市が赤岩港に造成した水産加工団地内。総事業費80億円で最先端技術を取り入れた業務用冷凍食品の専用工場を建設する計画で、2019年4月着工、20年11月の稼働を目指す。
 会見した伊藤社長、黒本社長によると、冷凍食品の市場拡大を背景に売り上げが増え続け、気仙沼市松川にある現工場の生産能力が限界に達しつつあった。「ヤヨイ」という企業が地域密着で培った歴史と信用、宝ともいえる人材が多くいることなどを勘案。同じ気仙沼市内に決めた。
 2万299平方メートルの敷地に延べ1万2194平方メートルの鉄骨2階建て。当初は従業員150人体制で、年間生産量6400トンを見込む。煮魚に代表される水産加工品、病院・施設給食向けの介護食、エビなどを素材にした水産カツ類を中心に生産する予定だ。
 締結式では伊藤社長、黒本社長が「今回の決断が復興支援の一助になれば」と決意を表明。村井知事が「創造的復興に貢献してくれる」、菅原市長も「地域復興の大きな後押しになる」と歓迎した。[....]