ミナミマグロ日本は6165トン、CCSBT増枠決定

2016年10月17日

 みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の第23回年次会合が13日まで、台湾・高雄で開かれ、2018年から3年間の総漁獲枠(TAC)と国別漁獲枠を決定した。TACは1万7647トンで現行の3000トン増となり、日本には1428トン増の6165トンが割り当てられた。TAC、日本枠ともCCSBT創設以降で最大。07年から自主的に5年間、漁獲枠を3000トンまで半減させるなど資源回復に努めた10年を経て、日本は6000トン台の漁獲枠を回復する。
 先に開かれた科学委員会では、資源の回復傾向を示唆する新たな資源評価から3000トンのTAC増枠が勧告され、年次会合の議論のベースとなった。当初、非加盟国による漁獲相当分の扱いなどで難航したが、最終的に、科学委員会の勧告通りに合意。資源への影響を軽減するための予防的措置として、非加盟国の漁獲想定分306トンを引いた2694トンを加盟国などへ配分すると決着した。
 非加盟国漁獲分については、関係国に対する働き掛けを強化する。特に中国に対しては漁獲および流通の実態調査、漁獲証明制度(CDS)への協力、CCSBT会合への参加を働き掛ける。
 国別割当は資源が回復した場合に5665トンまでの増枠が優先されることが決まっていた日本への928トンの配分を除いて、1766トンの配分で決着。日本と豪州に500トンずつが配分され、日本は1428トンの増枠となる。[....]