マルニフーズ戸床恵美子さん、女性目線で鰹節ビジネス

2017年11月22日

人材は「自分でスカウト」と語る戸床専務
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人材は「自分でスカウト」と語る戸床専務

 鹿児島・枕崎のマルニフーズの戸床恵美子専務は業界でも珍しい女性経営者だ。商品開発や人材育成など、女性の視点を経営に生かす。

 大学進学で地元を離れた戸床専務。「一度離れたことでカツオ節製造に対する見る目が変わった。昔は父親がすすだらけになって作業する姿に、ただ大変だなと思ってました」と振り返る 節作りだけでなく「頭の中に新商品の企画がたくさん」と節を原料に来年にも新商品を発売する予定だ。

 水産加工で今頭が痛い問題の一つが人材の確保だ。。だがマルニフーズの従業員は若い人も目立つ。「自分で学校などを回り、スカウトします。さまざまなつながりができたりする」。体育大学でバレーボールを専攻していた戸床専務。選手ならぬ人材のスカウトスカウトで、よい働き手は自らつかみにいく積極姿勢が奏功している。

 「最近は食の変化が大きすぎて恐さを感じます。家庭の味が消滅しつつある。せめて一汁一菜でもいいから家庭の味を残してほしい」。と、おいしく手軽に楽しめる調理方法も伝え、節を広める意向だ。

 「地場産業が元気でなければ地域は元気にならないと思います」。[....]