マサバ350g級が主体、水産機構8~12月漁況予報

2017年8月2日

 水産研究・教育機構は7月31日、太平洋のサバ類とイワシ類、マアジの長期漁況予報(8~12月)を公表した。それによると、マサバは近年で最も資源の潤沢な2013年生まれの4歳魚が今期も主群になる。まき網漁場は旧盆明けに道東、10月まで金華山以北、11月から犬吠沖へ南下する。

 犬吠沖以北の海域でみると、昨年まき網で漁獲したマサバは9万9000トン、定置網は5100トンで、今時期の来遊量も同程度と予想する。続き13年生まれへの高い依存が続くが、300グラム弱平均だったサイズ組成は、今漁期に350グラム(30~33センチ)前後にとどまる見込みだ。

 昨年漁期は釧路沖に居座った暖水塊がマサバの接岸を拒み、来遊時期を遅らせたが、今漁期は黒潮第1分枝が強く差し込んでいる。昨年、一昨年のように来遊が遅れる可能性は低いという。まき網漁場は例年通り8~10月に道東から三陸南部、11~12月は三陸南部から犬吠海域に形成される。[....]