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マグロとスシとクロアチア①/広がる〝本物〟の日本食

2019年6月12日

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ロンキン知事(左)も慣れた手つきで寿司を楽しんだ

 日本列島をサクラ前線が北上した4月上旬、西へ約9300キロ離れた東欧の町、クロアチアのザダル市で5回目の「ツナ・寿司・ワインフェスティバル」(ザダル市など主催)が開かれた。同国内でクロマグロの養殖を手掛けるカリ・ツナ社(マグロ蓄養・輸入販売の㈱ジェイトレーディング〈本社・東京、神戸治郎社長〉グループ会社)の協力によりマグロが振る舞われたほか、日本から福水商事㈱や鈴茂器工㈱、「がってん寿司」を運営する㈱ジーエスアールも駆け付け盛り上がりをみせた。

 10日間にわたり寿司やワインのほか折り紙や空手など日本関連イベントが開催される祭りのオープニングは5日、ザダル市役所の隣の会場で開かれた。朝の嵐がうそのように澄み切った空の下、ソプラノ歌手による日本の歌曲「さくら横ちょう」の歌声とともに始まった。会場にはクロアチア産のハムやチーズと一緒にマグロ、ハマチ、ウナギ、エビの寿司も並べられ、訪れた人は両国の料理を楽しんだ。ボジダール・ロンキン・ザダル県知事、ブランコ・ドゥキック・ザダル市長も出席。駐クロアチア日本大使館の宮﨑和政参事官が河野太郎外務大臣のあいさつを代読し、「日本からクロアチアへのマグロの輸出は年間約2000トン。これはクロアチアのマグロ輸出量の約半分に当たる。両国がマグロで強く結ばれていることをうれしく思う」と祝った。[....]