マイワシ25年ぶり10万トン台、道東まき網好漁 

2017年10月13日

秋サケ、サンマ、スルメイカなど主要魚種が軒並み漁獲不振となる中、道東海域でまき網によるイワシ漁が“孤軍奮闘”の様相を呈している。北海道まき網漁業協会によると、マイワシの累計漁獲は9日現在、8万8115トン。ここまでの累計漁獲はすでに昨シーズンの漁獲8万2300トンを突破、25年ぶりの10万トン台到達もみえてきた。

 今期は8月下旬に最初の1船団が道東海域で操業し釧路で初水揚げ。9月末までに今期操業予定の全24船団が操業を行った。各船団は釧路の南沖で操業、処理能力の関係で一日一船団当たり200トンを上限とするなど、「抑え気味」(同協会)に操業してきたが、漁獲はハイペースで積み上がり、釧路を筆頭に広尾、八戸、石巻などに水揚げしてきた。

 市場関係者によると、魚体は100グラムアップ中心と大きく、脂が非常に多い。ミール向けが主体で、およそ5万8000トンが水揚げされた釧路では7割方がミール向けに処理されているという。魚価はミール向けがキロ32円、加工向けが60円。
10月中旬になっても魚群は厚く、一日合計4000~5000トンは見込めるという[....]