バンコク冷凍カツオ2000ドル超、国内相場に追付く

2017年8月8日

冷凍カツオ2013年3月~17年7月のバンコク相場(約1.8㌔サイズ)

冷凍カツオ2013年3月~17年7月のバンコク相場(約1.8㌔サイズ)

 タイ国バンコクの冷凍カツオ相場がトン当たり2000ドル(約1・8キロサイズ)を超え、過去最高値の2300ドルに迫る上げ相場をみせている。

 節加工業者が集まる焼津、枕崎、山川の冷凍カツオ相場もキロ240円まで上昇。今年に入り200円台の高値張り付きが続いている。産地では削る前の原料のカツオ節荒節が「冷凍カツオ原料の相場高で3割は上がっている」(関係者)。最終製品を販売する企業も相次いで値上げを発表。ヤマキは1日から7~15%、マルトモは6月1日から、にんべんも10月2日出荷分から値上げを実施する。

 不漁要因は分かっていないが、「。全体的には例年の1割以上、水揚げは減少している」という。タタキなどに向けたPS製品の比重が高まり、加工向けのブラインの割合が減少しているとの声もある。

 世界的に冷凍カツオ相場が上がる中、缶詰原料は安価な鶏肉へのシフトが加速。ペット用缶詰もカツオ原料離れが進んでいるという。「不漁が長期化しており国内外ともに、12月ごろまで相場は上がることがあっても下がる要素は少ない」と関係者は口を揃えている。[....]