ノルウェー漁業相インタビュー/「知識・技術」輸出へ

2017年6月28日

ノルウェーは資源管理漁業の最先端にいる、と答えるサンドバルグ漁業大臣

ノルウェーは資源管理漁業の最先端にいる、と答えるサンドバルグ漁業大臣

 来日していたノルウェーのペール・サンドバルグ漁業大臣は23日水産経済新聞社のインタビューに応じ、「知識や技術を世界に輸出したい」などと話した。

 1、ノルウェーは漁業所得が高く、資源量も多く、管理やモニタリングもきちんとできているので問題はない。しかし加工業は、原料や人件費などコストが高いので収益にはつながっていない。加工より輸出に力を入れているのが現状。コストを抑えるためにロボットの導入が進んでいる。

 1、これまで培ってきた魚の管理やトレーサビリティ、モニタリングなどの「知識」や「技術」を世界に輸出できると考えている。先日ノルウェーに世界50か国が集まり、違法・無報告・無規制(IUU)漁業について話し合った。ノルウェーもかつてIUU漁業が行われていたが、1972年からバレンツ海での操業に厳しい規制を設け、今では世界一、タラ資源が多い海になった。ノルウェーは漁獲の95%の資源をほかの国とシェアしながら、漁獲のトラッキング(追跡)やモニタリングシステムなどを実施し、(資源管理の)世界最先端にいる。世界で持続可能な漁業を行うためにもこのような「知識」や「技術」を活用してもらいたい。 [....]