ニチモウ創業100年/松本和明社に聞く「総合力で貢献」

2019年9月5日

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「浜から食卓まで」を深化をと語る松本社長

 ニチモウ(東京都品川区)は8月17日、創立100周年を迎えた。前身の高津商店漁業部から数え創業109年となる。12代目のトップとなる松本社長に、これから同社が目指す先を聞いた。

 ◆松本社長/1910年にトロール漁の「高津商店漁業部」としてスタートし、その後「高津商会」の製網事業が「日本一の漁網会社」を目指して独立した「日本漁網船具株式会社」が前身となった。

 大きな転換期となったのは二百カイリ時代の到来。遠洋に進出してまで日本に供給していた魚の流れが全く変わり、世界の沿岸国が自ら生産し、世界の消費国に供給していく時代になった。

 ニチモウも大転換に迫られ、72年に〝漁網・漁具のトップ〟から〝水産専門商社〟へと大きく方向を変えた。47年たち、その当時に志向した食品・海洋・機械・資材・バイオ5事業で構成された水産専門商社としての姿形が今、結実している。変えずにやっていくのは、水産業界に根を張ってここで事業展開をしていくこと。課題解決や新規事業の創出にイノベーションを発揮し、5つの事業分野が連携を取り合い、総合力で課題解決や新規事業の創出にあたっていくことを目指している。[....]