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ニシン石狩でもまとまり出す、道日本海500トン超え

2017年2月22日

 北海道日本海沿岸ニシン漁は、10日現在の道の集計で前年同期比40%減の506トンとなった。今期は出遅れていたが、小樽に続き、石狩北部でもようやく来遊が本格化した。

 2月上旬(1~10日)の漁獲はJF石狩湾漁協の厚田109トン、石狩99トン、JF小樽市漁協60トンなど合計で352トンだった。昨年の同じ時期に比べると9%少なかったが、遅れていた厚田、石狩での漁獲のまとまりにより、一定ボリュームが積み上がった。

 道立総合研究機構・中央水産試験場の漁獲物調査によると、ニシンは引き続き5年魚(平成24年級)が主体だが、古平や小樽では4年魚(25年級)の割合が増え、魚体に小型化の傾向がみられる。「5年魚がそろそろ産卵を終え、漁獲の主対象となる年齢群が変わる時期になってきた」(同試験場)と説明している。今後の漁獲の伸びは4年魚以下の若齢魚の来遊状況にかかってくるが、4年魚は資源評価があまりよくない資源で、動向が注視される。小樽市漁協では「13日以降から魚体が小型化し、来遊が途絶えてきた。シケのせいもあるが、群れに厚みがない」と、変化を伝えている。

 これに伴い魚価は強含み。20日現、在魚体は5キロ入り16~19尾、20~23尾主体、オス・メス込みでキロ650円。「カズノコに加工業者の需要が入り、価格が上向いている」(同漁協)。[....]