トライデントオサベフーズが宮城登米市と工場立地協定

2018年9月5日

締結式後に記念撮影する鈴木社長と熊谷市長

 トライデントオサベフーズ㈱の鈴木幸一社長が3日、宮城県登米市役所を訪れ、熊谷盛廣市長と新工場建設の立地協定を結んだ。建設地は中田町宝江黒沼地区。総事業費約15億円を投じアラスカ産スケソウの専門加工場を建てる計画で、11月に着工、来年3月稼働を目指す。
 トライデントオサベフーズは6月、米国最大手のトライデントシーフードの日本支社(東京・中央区、鈴木幸一代表)と冷凍食品のオサベフーズ(気仙沼市、澤英機社長)が設立した合弁会社。「日本市場でのスケソウ製品消費拡大」を目指し、対象魚種を特化した専門工場の整備に踏み切った。
 建設地を登米市内にしたの、北転船の基地としてアラスカと縁が深い宮城県内への進出を模索する中で、沿岸に比べ人手が豊富な内陸都市に着目。「市長を先頭に熱心な勧誘も大きな理由。登米市の人材、オサベフーズの技術力、トライデントの供給力が揃えば事業はうまくいく」と自信をのぞかせた。
 敷地(7190平方メートル)内にある鉄骨一部2階建ての空き工場(2282平方メートル)を全面改修する形で整備。冷蔵庫(701平方メートル)も併設する。2ラインを設け、1ラインでオサベフーズの人気商品「白身魚フライ」を、もう一方で新商品の「サラダフィッシュ」や特殊技術を活用したポーションを製造する。初年度は従業員30人体制で年産5000トンを目指す[....]