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タイ国の日系水産加工場で学び研修、焼津水高の5人

2016年9月16日

N&Nフーズ社前で同社スタッフと記念撮影に収まる焼津水産高校の生徒たち

 静岡県立焼津水産高校(古木正彦校長)は、文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」(SPH)事業のメーン企画として、8月に生徒の海外インターンシップを実施。生徒5人がタイ国にある日系企業の食品工場で就業体験や視察を行い、国際感覚を磨いた。

 専門高校を対象に、平成26年度から取り組む、社会の第一線で活躍する専門的職業人を育成するSPH事業で水産・海洋系高校では唯一、焼津水高が指定を受けた。海外研修はこの一環で行われた。

 海外研修は夏休み期間中の8月15日から5日間の日程で実施され、白鳥航佑さん、長谷川翔貴さん(以上、海洋科学科)、加茂亜弓さん(栽培漁業科)、前田遥海さん(食品科学科)、丸山詩乃さん(流通情報科)の、いずれも2年生5人が参加。引率の教員4人が同行した。

 生徒らは冷凍食品などを製造するマルハニチログループのN&Nフーズ社とキングフィッシャー社、カセサート大学、東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)のほか、エビ養殖場、市場などを訪れて研修と視察を行った。

 N&Nフーズ社では、日本向け冷凍食品のたこ焼きに使うタコの検品作業を実習。キングフィッシャー社ではエビむき身などの原料加工の様子を見学。日系企業の海外事業展開や現状も聞いた。N&Nフーズ社では研修報告会を開き、生徒が日本人やタイ国人の幹部社員を前に感想を述べるなど、水産食品事業のグローバル化を肌で体感して認識を新たにした。[....]