セネガル・タコが躍進、日本市場へ着実に前進

2016年3月7日

セネガルのタコ漁(かご漁)

 日本市場へのタコ供給で、セネガルの躍進が著しい。業界の2強であるモロッコ、モーリタニアの南に位置するアフリカの漁業国だ。価格、品質、供給安定の3点で「日本に受け入れられる自信がある」という。意気込みの背景には、少なく獲って高く売る、生産と加工、行政との連携に確かな手応えをつかんだためであり、日本と現地の関係者とも「セネガルは変わった」と話す。
 昨年夏の東京のジャパン・インターナショナル・シーフードショーに引き続き、今年2月にはシーフードショー大阪でもブースを構え、同国産タコをPRした。タコ焼きの本場大阪で、「味がよい」「軟らかい」と好評を得たことに、「昔通りだったら考えられない」と、関係者は胸をなでおろす。
 セネガルは就業者の6人に1人に当たる約60万人が水産業に従事している。漁獲量も伸び、輸出も進んだが、近年は「大きな魚が獲れなくなった」など、その資源の減少を漁業者自身が肌で感じているという[....]