スルメイカ28年TAC案、過去最低の25.6万トン

2016年1月15日

 スルメイカの平成28年漁期(28年4月~29年3月)TAC(漁獲可能量)設定に関する意見交換会が13日、東京・霞が関の水産庁で行われた。水産庁から示されたTAC案は、16万9000トン減の25万6000トン。これは過去最低のTAC数量となる。

 減枠は秋季発生系群資源量が減少見通しのため。TAC案設定で割り出した27年の資源量は118万6000トンで、26年の234万5000トン(過去最高)に比べ半減した。

 これにより秋季群のABC(生物学的許容漁獲量)は、27年漁期の40万2000トンから20万5000トンに減枠された。ただ、資源調査を行った水研センターは、「資源量は半減しているものの、近年の平均的資源量とほぼ同等。海洋環境の不適な兆候はみられないし、資源状態は『高位・横ばい』と高水準にある」と判断[....]