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スルメイカここ数年は厳しそう、水研機構が長期予報

2016年7月25日

 水産研究・教育機構(水研機構)は21日、平成28年度の太平洋および日本海におけるスルメイカの長期漁況予報を発表した。太平洋の来遊は前年並みか下回り、日本海では全体的に近年(過去5年)平均を下回るとしている。「スルメイカの漁獲状況はここ数年よくない」(水研機構)ことを背景に、初めて現場担当者から報道機関向けへの説明会も行われた。
 太平洋の海域別予報(8~9月)では、常磐~三陸海岸では前年並み。三陸周辺での漁場一斉調査でCPUE(イカ釣り機一台一時間当たり漁獲尾数)が前年並みのため、来遊量も前年並みと推測。津軽海峡~道南太平洋でも前年並みと結論付けた。魚体も前年並みが中心になる。
 道東太平洋ではCPUEが前年を下回ったこと、小型船の初水揚げが遅れていることなどを踏まえ、来遊は前年を下回ると見通した。魚体も昨年より小さくなるという。
 日本海(8~12月)では、今期の全体来遊量が前年・近年平均を下回るという厳しい予報。
 7~8月と11~12月に漁獲ピークを迎える道東・道央では、分布量は前年並みだが近年平均より少なくなる見通し。[....]