スシローと元気寿司が統合へ、国内首位固め海外も加速

2017年10月2日

 回転寿司最大手㈱スシローグローバルホールディングス(SGH)と5位の元気寿司㈱は9月29日、経営統合に向けて協議を進めると発表した。両社と元気寿司の親会社で米穀・食品卸大手の㈱神明(神戸市、藤尾益雄社長)が資本業務提携契約を決めた。
 3社は国内市場について「長期的には成熟が見込まれることを踏まえ、強固な事業基盤・調達力・店舗網を構築して量・質ともに圧倒的な規模の企業に成長」させる。また海外市場では「競合他社に先行して展開し事業価値の最大化を図っていく」としている。
 今回神明が投資ファンドのコンシューマー・エクイティ・インベストメンツ・リミテッド(CEIL)からSGHの株式540万株以上を取得。最終的に普通株式949万3035株(議決権所有割合32・72%)を2回に分けて取得する。総取得額は約380億円。経営統合協議は統合準備委員会を設置、神明と元気寿司各1人、SGH2人の計4人の委員で検討を進める。
 年間売上高はSGHが1477億円(2016年9月期末)、店舗数は国内476店、韓国8店で合計484店。元気寿司が同349億円。店舗数は国内152店、米国やアジアなど海外167店の合計319店(17年8月末)。[....]