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サンマ20㌧未満船が道東に本格水揚げ、昨期を上回る

2016年8月17日

 サンマ漁は10日に大臣管理の10トン以上20トン未満船が出漁、15日にかけて花咲、厚岸に計約650トンを水揚げした。漁場はまだ遠く、魚群は薄いとされるが、昨年に比べるとまずまずの出足となった。全さんまによると、今期操業予定の20トン未満船は66隻。10日、ロシア二百カイリ内を目指して出漁、一部の船は「比較的近場で魚を見つけて操業」(漁業情報サービスセンター)し、第1陣が13日、花咲に22トンを水揚げした。大方の船は片道2日近くかかる遠沖で2晩操業、花咲では52隻が計約480トン、厚岸では7隻が計146トンをそれぞれ水揚げした。
 初水揚げから3日間の漁獲量は約650トンで、昨年の440トンを5割方上回る。
 魚体も大型魚に限れば平均体重153~154グラムと昨年(145グラム)より大きく、「昨年のような“細身”のサンマではない」という。まだ序盤だが、量、魚体とも昨期からの改善が見られる。
 浜値は初水揚げの13日の花咲こそキロ950~756円と前年を1~2割上回ったが、15日は572~281円に下降。末端でのサンマ商戦が近年、後ろ倒しとなっていることもあり、序盤としては比較的冷静な水準となっている。台風明けの漁況に注目が集まる。[....]